絵画教室 デッサン編16
緊急事態宣言もあり…久しぶりの絵画教室
今回は2回分書きます。
(前回、記録をサボってしまいました)
今回のモチーフは
ガイコツ💀
経過は、こんな感じ
こうして並べてみると、変化がわかりやすいですね。
今回、形を取るのに比率を間違えて絵が画用紙いっぱいいっぱいになってしまいましたが
これも愛嬌ということで、このまま進めました。
形を取ってからは、線画にならないよう少しずつ目や鼻の窪みが1番暗いことを意識して塗り進めたつもりでしたが…
5枚めの写真を見ると、ここまで(特にほお骨あたり)線が強調されているのがわかりますね。
歯並びを正確に描くことを後回しにしたため、全体のバランスが曖昧なまま進んでしまったことが原因だと思われます。
これは、白いモチーフを描くときに気をつけなければならない点でした。
そして
歯を書き込んでからは全体的に鉛筆のリーチを長く塗り込んでみました。
ここで先生に言われたのは、
「千円札を意識してみて」とのこと。
千円札をよ〜く見ると、濃い線や薄い線が形に沿って流れているのがわかります。
髪の毛や頬を見るとわかりやすいです。
そして
6枚めでやっと、完成が見えてきました(;ω;)
次回は
・描き込むうちにズレたほお骨を揃える
・目の奥行きを描き込む
ここからスタートして、完成を目指します。
あやしい絵展 東京国立近代美術館
東京国立近代美術館で開催中の
あやしい絵 展
に、行ってきました。
絵に潜む真実、
のぞく勇気はありますか?
というキャッチコピーのもと
妖艶な美女をはじめ
気味の悪いものだったり
絶望的だったり
ミステリアスだったり…
美しいけどそれだけではない
なんとも「あやしい」絵が揃った企画展でした。
そして今回の企画展は
あやしいだけでなく、明治〜昭和初期の西洋の文化を受け入れて、ラファエル前派やアール・ヌーヴォーの時代に影響を受けた画家たちの絵の集合という側面もありました。
例えば
橘小夢はビアズリー
藤島武二はロセッティ
これらは一目見れば影響を受けているとわかりますし、
その他、ミュシャを連想させるポスターや雑誌などがありました。
西洋の文化を取り入れつつ、日本独特のセンスを構築してきた感じが、なんとも感慨深いものでした。
このような時代を経て、日本の今に繋がるんだなぁ…と、しみじみと感じ
堪能した後は
いつもどおり、ポストカードを何点か購入。
(橘小夢の蜘蛛の刺青の美女のを忘れました…)
こちらはコースター
普段は郡山美術館にあるようですが、
地元から近いので何度か行っているのですが、記憶にないという…
可愛かったので購入しました。
それにしても…
国立近代美術館の周りは、散歩が捗りますね。
足が痛いです。
絵画教室 デッサン編15
今日は一気に描き上げました
ここまでの経過と比べると
濃くなって、白くなるという謎の手順。
そう、序盤で唇を暗くし過ぎたんですよね…
前回まで絶望的だったので、
とりあえず挽回できたとは思います。
先生がおっしゃるには
今後もう少し描き込むとしたら
・ぼかしを強くしてしまい、影が床というよりは背景に見えるため、硬めの鉛筆でしっかり塗って滑らかさを出してみるのも良い
・切り返しの部分(この場合、上部や、下部の影との境目)に線を入れても良い→境目にメリハリがつく
とりあえず今回はこれで終わりにします。
それにしても今回のモチーフはうまくいかないという焦りがあり、かなり精神力を使いました。
人を描きたいと思って教室をがんばっていますが、口の形を取るだけでこんなに難しいとは…!
理想(目標)は、リアルとイラストの中間くらいの絵を描くことなので、そこには近づいていると思いたいところ…
まあ、気長にいきますよ〜
そして次は新しいお題…楽しみだな〜
絵画教室 デッサン編14
なかなか先に進みません…
ちなみに前回の最後の状態からの経過
うーん…なかなか中途半端なところで終わってしまったのが悔やまれる…
描いてる時は
「次はここ、その次はあそこ!」
と、テンポよく描いていたのですが、
遠くから見る(客観的に見る)時間が少なかったようです。
(ねりけしの跡が雑に見えてしまいますね笑)
しかし今回は、いつもと違う先生から、自分のクセを新たに発見することができました。
それは
「境目に濃い色や線を入れてしまうこと」
前回の経過
上の白い部分や、上下の唇はハッキリと線が描かれていて、ハッキリしています。
今回はそこを修正しつつ、硬い鉛筆で滑らかさを出してみたので
そういう視点で見ると、変化がわかります。
漫画のような、ロボットのようにカクカクした描き方から、
滑らかさは出たかなぁと…。
ただ、お手本で見せていただいた同じモチーフの絵は、もっと境目がグラデーションになっていて、遠くから見るとより立体的に見えていました。
そこの質感を出せたら、今回はクリアーかなぁ〜
次回は来月
早く絵の具に進めるよう、がんばります。
絵画教室 デッサン編13
今日は前回の続きを…
お題
経過
う〜ん…
今回も見事に沼にハマってますね〜笑
特に唇の凹凸を表現するのが難しく…まあ、そういう題材なんですけどね笑
(そしてこうして写真に撮って日記にまとめた時に気になるところがたくさん出てくる…!笑)
今回先生に指摘されたのは、
・線で描こうとしているのがわかる
・暗いところを先に塗りすぎている
ということ。
石膏像は白でできていて、その影のグラデーションをどう表現するかにかかっています。
・1番明るくて、1番暗いのはどこか
・隣り合った所より暗いのか、明るいのか
こちらのモチーフを描いた時を思い出しています。
これも白いモチーフでした。
これができたのなら、できるでしょう…!!
ここまで回数重ねると、毎回同じようなことを言われている気がするなぁ…
この個人のクセを直すためにも教室に通う意味があるんだと、しみじみと思いました。
次回こそ完成させるぞ〜!
絵画教室 デッサン編12
今日から新しいお題です。
唇の石膏像
先生に「将来的にどういうものを描きたい?」と聞かれ
そういえばきちんと目標を決めてなかったなぁ…と思いつつも、いつも趣味のイラストでは女性を描いているので
「人物をアクリル絵具で描きたい」
と伝えたら、こちらのお題になりました。
なんとなく「絵を上手く描きたい」と思って習い始めましたが、最終的な目標はそこだなぁ〜と再認識しました。
風景画も気になるところですが…。
思い返してみると
最初がリンゴで
その次がワインで
月2回、今回12回目
半年間通いました。
今回のお題で、人物画を描くために着実に進んでいるんだなぁ〜と
嬉しくなりました。
そんな浮ついた気持ち(?)が影響したのか、最初の形を取ることに雑念が入ってしまったようで
自分で形を取った後、大幅に先生に修正していただきました。
(途中経過があまりにも酷すぎて…写真撮ればよかった〜!笑)
深呼吸してもう一度初めから…
今日はここまで。
【今回のポイント】
・形を取る時は大胆に線を取り、比率を決めていく
・立体的なものなら突出している所を把握して線を取る
・石膏像のような一色で構成されているものは、影を塗りながら細かい所を修正していく
・1番明るい所、1番暗い所を常に意識しながら塗る
そして
・精神を統一させる
これが1番大切です!笑
…こんな所でしょうか。
こうして日記にまとめると客観的に自分の絵を見ることができるので、次回どこから作業するか決めやすいんですよね。
例えば、石膏像の上面はもっと上にあるとか、上唇の幅を修正したいとか…描いている時は気にならなくても、写真だと気づきます。
しかも今回は顔の一部…少し位置がズレるだけでも、人間の習性なのか(?)違う顔に見えてしまいます。
少しのズレが命取りになります。
一度は沼にハマりかけましたが、なんとか体制を立て直したところで
また次回もがんばりますよ〜。
絵画教室 デッサン編11
完成しました!
ちなみに前回はこちら。
どうでしょう?
今回作業したのは
・空洞を2Hで塗り滑らかさを出す
・模様の濃い部分を3Bで塗りメリハリを出す
・影をFで濃くして2Hで滑らかさを出す
・指で擦って滑らかさを出す
見比べてみると
きめ細かさは、前後でかなり違いますよね?
また、影を滑らかにしただけで(いつのまにか?)殻の右側が浮いている様子も表現できたと思います。
今回は、サクサク作業を進められました。
教室の冒頭で先生に言われたのは
「戦略を決めてから描け」とのこと。
ここを描いたら、次はここを濃くして…と、目処を立ててからやると良いと。
私はマイペースなので「まあ、今回終わらなかったら次回も続きを描こう」と思っていたのですが…
今回終わったため、次回は新しい段階に行けると思うと得した気分になりました。
お仕事も同じですよね〜
時間は有限です。
教室の2.3時間もあっという間。
途中、先生に鉛筆を削って頂きましたが、めちゃくちゃ早かったです。
美大の試験で、限られた時間の中でベストを尽くすには、常に鉛筆を尖らせないといけなかったからだそうで…
効率も取り入れながら、技術もしっかり磨いていきましょう。