b_rの日記

美術館の記録、絵の勉強

絵画教室 油絵編5

描き終わりました…いや、終わりにしました。

 

モリゾ「化粧をする婦人」の模写。

 

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完全に似ているわけではありませんが、学習のために以下のポイントを押さえながら描きました。

 

・うなじ〜肩のラインを魅せる

・黒が映える

 

 

黒については、今回はバーントアンバーにウルトラマリンを混ぜて色を作りましたが

先生が仰るには黒(アイボリーブラックなど)の絵の具をそのまま使っても良いとのこと。

 

実は黒は一般的に(?)上記のように絵の具を混ぜて作るのが主流ですが、今回の絵のように強く主張したい部分については黒い絵の具をそのまま使うのもカッコイイとのことでした。

 

その人の「センス」というやつですね。笑

 

 

そして今回の絵で得られたのは

「全てをキッチリ描かなくてもいいということ」

 

うなじ〜肩にかけてのラインはハッキリしているにも関わらず、顔や腕の輪郭がぼやけていたり、右腕の造形の正確さに欠けるのは、魅せる所に目がいくようにするためと解釈して描いています。

 

まずは魅せる所を決める。

それから手抜きできるところはそうすると、それが後々自然といい味を出してくれるという…

 

ちょうど最近、趣味のデジタル絵を描けずにスランプ気味でした。

全てをキッチリ描こうと意気込みし過ぎて億劫になっていたところでした。

 

その「手の抜き方」が、正に自分の絵には足りないところだったのかもしれません。

 

 

 

 

経過を全て載せていきます。

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こう見ると、背景の壁の色の変化が激しい…実はここだけもっと描きたかったのですが、先生に「そこばっかり作業しすぎ!笑」とちょくちょく言われていました。笑

 

絵の具の色を楽しむタイプっぽいです。

 

 

さて、次回はどんな絵を描きましょうかね〜。