あやしい絵展 東京国立近代美術館
東京国立近代美術館で開催中の
あやしい絵 展
に、行ってきました。
絵に潜む真実、
のぞく勇気はありますか?
というキャッチコピーのもと
妖艶な美女をはじめ
気味の悪いものだったり
絶望的だったり
ミステリアスだったり…
美しいけどそれだけではない
なんとも「あやしい」絵が揃った企画展でした。
そして今回の企画展は
あやしいだけでなく、明治〜昭和初期の西洋の文化を受け入れて、ラファエル前派やアール・ヌーヴォーの時代に影響を受けた画家たちの絵の集合という側面もありました。
例えば
橘小夢はビアズリー
藤島武二はロセッティ
これらは一目見れば影響を受けているとわかりますし、
その他、ミュシャを連想させるポスターや雑誌などがありました。
西洋の文化を取り入れつつ、日本独特のセンスを構築してきた感じが、なんとも感慨深いものでした。
このような時代を経て、日本の今に繋がるんだなぁ…と、しみじみと感じ
堪能した後は
いつもどおり、ポストカードを何点か購入。
(橘小夢の蜘蛛の刺青の美女のを忘れました…)
こちらはコースター
普段は郡山美術館にあるようですが、
地元から近いので何度か行っているのですが、記憶にないという…
可愛かったので購入しました。
それにしても…
国立近代美術館の周りは、散歩が捗りますね。
足が痛いです。