b_rの日記

美術館の記録、絵の勉強

絵画教室 デッサン編10

もう10回目、5ヶ月も通ってると思うと早い…

 

 

今回は、前回の続きを描いてこんな感じに

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(すぐにわかると思いますが、一部先生にお手本として描き込んでいただいてます)

 

見本はこちら

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ちなみに前回終了後からの経過はこちら

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立体的になってきましたね。

 

 

 

今回はまず初めに貝殻の内側を太くしたのですが、これは前回の記録を書いている最中に違和感を発見し、直しました。

(ビー玉の大きさを直すのを忘れました笑)

 

そう、前回は【客観的に見ること】がテーマでした。

 

 

 

 

そして今回のテーマは

【滑らかさ】と【コントラスト(彩度)】です。

 

 

 

 

今までの描き込む順番は

 

濃い(柔らかい)鉛筆

 ↓

薄い(硬い)鉛筆

 

柔らかい鉛筆で全体的に色をつけて、硬い鉛筆で画用紙の凹凸を埋め込むように質感を出していきます。

 

こうすることで、絵からだんだん写真のようなリアルさを表現できるようになるんですね。

 

 

 

 

今回は、上の作業の後に、再度柔らかい鉛筆で濃い色を足していきました。

 

 

やってみると、こんな感じに

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画用紙の目が潰れた上に濃い色を乗せて、ビー玉の滑らかさが出てきました。

 

 

その後、先生に貝の中心の濃い部分と、貝の螺旋状の形に沿って模様の一部をお手本として描いていただいたのが、冒頭の写真です。

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特に貝の中心部分を拡大してみるとわかりやすいのですが

先生のお手本として加筆されたところは、鉛筆というよりも筆で描かれたような質感に…

 

コントラストがしっかり出ていて、手前と奥行きの差が生まれ、メリハリが出ました。

 

 

 

これが、プロの鉛筆の使い方なんですね…。

 

私は最近自分が成長してきたと調子に乗っていましたが、目の前でプロの技を見せられ、実はまだまだなんだと自覚させられました。笑

 

姿勢、観察する時間、丁寧さが、段違いでした。

 

 

 

次回はこの続きと

貝殻の内側が浮いているように見える影のつけ方を描き込む予定です。

 

 

それにしても、もともとほどよく絵心はあったのですが

プロに習ってみると、技術を知っているかいないか、できるかできないかで、こんなにも違うものなんだ…と実感しました。

 

 

基本をしっかり身につけてから油絵なりアクリル絵の具なりに進むほうが良い、というのは納得です。

 

 

がんばろう…それでは、また〜。