絵画教室 油絵編3
年末年始は忙しくてなかなか教室に行けず、時間が空いてしまいました。
日記も更新してなかったので思い出しながら書きます。
(2回分)
今描いているのはこちら
モリゾ
「化粧をする婦人」
この題材を選んだのは、
自分の描き方の傾向を見ると、見えたとおりに描き込む力はあるけど、離れて(鑑賞する距離から)見た時にちょっと物足りなさを感じることから
ベラスケスのように近くで見ると筆が粗いけど、離れてみるとリアルに見える描き方を学べば弱点を補えるかと思いました。
そのため主に印象派、筆の跡を残す描き方を学ぶことにしました
描き方は
・鉛筆で下書きして見える色をそのまま乗せていく
または
・茶色と白で下地をしっかり作って色を乗せていく
下地をしっかりした方が深みが増すとのことで、前回の復習にもなるし、後者の方法で進めることにしました。
経過
(今見てみると少し肩幅が広いので、次回直します笑)
下地の絵の具ですが、
最初はバーントシェンナをテレピンで溶かし簡単に下書きをした後に、
バーントシェンナとバーントアンバーに、少しウルトラマリンを入れて、テレピンで溶かして描いています。
ちなみに絵の具の名前
・ローは生(明るい)
・バーントは焼いた(暗い)
・シェンナとアンバーは土地名
だそうです。
ウルトラマリンは透明色で前回の絵の終盤の描き込みにも大活躍しましたが、
今回のように下地に少し入れることで寒色系の影の色に馴染みやすく、深みが増しました。
(3枚目の写真)
余談ですが、写真だと実物の絵よりも上手く見えますね。笑
次回はシルバーホワイトを使って下地作りを更に充実させていく予定です。